突発性難聴は、内耳の血行不良やウイルス感染が原因ではないかと考えられていますが、まだはっきりとはわかっていません。可能性として高いと考えられているのが、内耳の血行不良です。人間は、血液によって栄養を身体のあらゆる所に運んでいます。内耳の血流が悪くなると栄養が行き渡らなくなり、聞こえにくくなるのではないかと考えられています。

血流が悪くなる原因は色々ありますが、ストレス・過労・睡眠不足・糖尿病などがあげられます。ストレスを受けると、心身共にリラックスできず血行不良につながります。また、ストレスは自律神経の乱れも引きおこすことがあります。自律神経は、血管の働きをコントロールしているので血流に悪影響を与えたり、入眠しにくくなったりする弊害がでることが考えられます。

病院での突発性難聴の治療は、薬物療法が中心になります。ストレスの影響が考えられるときは、なるべく安静にして過ごすようにしましょう。

突発性難聴は、発症後すぐ治療を始めないと、難聴や耳鳴りが残ることがあります。ひどい時には聴力を失うこともありますので、聞こえづらいと感じたときは、早めに病院受診され、治療を始めることが重要になります。

当院では、突発性難聴でお悩みの方に、鍼灸施術をおすすめしております。東洋医学の治療として用いられているお灸は、自律神経の乱れを整えてくれるといわれていて、鍼治療も血流改善に効果があるとされています。また、過労や睡眠不足の方にリラックスしていただけるように、全身のコリ、特に肩から上の方の部位をほぐし、耳への血流改善に努めます。

筋肉をほぐすことで血流改善しながら、施術後に元の状態に戻らないように、正しい位置への骨格矯正もさせていただきます。骨格バランスが整っていると、良い姿勢を保ち続けることが可能になり、凝りにくい身体をキープすることも可能になります。また、呼吸もしやすくなるので、リラックス効果も期待できますし、血液でしっかり酸素を全身に送ることができるようになります。

突発性難聴でお悩みの方は、是非一度当院にご相談下さい。